2013年04月24日

稽古日誌

昨日も「N~ing」の稽古

前回稽古に来れなかった出演者が、引き継ぎを頼みたいので2時間はやく稽古場へ入るという知らせ。
劇場側も、2時間前から使わせてくれるとの知らせ。
結局全員1時間前には揃い、結果稽古が1時間多く行うことができた。

こういう小さい積み重ねが、座組みを強くし、作品の質をあげていくんだと思う。

今回の佐藤演出では、大きな流れをまずつくり、そうしてどんどん細部の演出を作っていく。
まるであたりを決めてから少しづつ細工を施していく彫刻のような作業だ。

2本立てのうち「201X」の稽古だった。
どこまで自分を投げだせるか。
そしてどれだけ投げ方に幅を持たすことができるか。
これが今、俺が取り組んでいる作業だ。
演出は、まだ俺のところまでやってこない。
大まかな枠組み、群衆に対する演技付け、音楽とのきっかけ合わせ

自分で演じていて単調だと感じるが、まずは直球の強さ、ぶれない根っこを見つける。ゆるぎないものにすること。
そこから表現に工夫をこらし、なんとか演出の想像力を超えたい。超えたものを提示したい。
自由に発想ができう、今こそがチャンスなのだ。
一人の表現者として、明日も演出や共演者に自分の表現を提示しにいく。


カナリヤンな再演プロジェクトVol.1
「ゆらゆらゆれる・201x」

作:仲原時雨丸 演出:佐藤香馨
◎日時
5月11日(土)16:30 / 20:00
12日(日)17:00

◎会場
藝術中心◎カナリヤ条約
http://canaryconvention.wordpress.com/

◎料金
前売、当日:2000円(1ドリンクつき)

意欲的かつ先駆的にも関わらず、集客につながらなかった作品を発掘し、新たな演出でリバイバルするプロジェクト。
第1回めは中堅作家・仲原時雨丸の短編2作を、佐藤香聲が演出する。

出演
青山郁彦
桐子カヲル
hosyan
末次祐基
荒堀秀将
川崎由佳
posted by イク at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月23日

シャーマニズム?

「N〜ing」稽古中

佐藤演出作品に関わりつつ、普段の表現との違いや共通項を探す作業はとても楽しい。

昨日、陰陽師・尾畑さんの記事で興味深いものが

(フェイスブックより引用)
わが国、古来の技法のほとんどは、この半覚醒の状態で、行うものです。
 例えば、能や狂言もそのような技法のひとつの流れをくんでいます。
 能は、幽玄の世界に意識が行かないように……顔より小さな、そして痛い仮面を付けて、意識を保ちながら、演じているのです。
 多くの外国のシャーマニズムでは……意識が、幽玄の世界に完全に行ってしまいます。

どこかで自我から離脱し、しかしきちんとコントロール・制御された状態。
昨年3月の公演では、自我からの離脱に朝から決意と覚悟を固め上演に向かったが、タガの外し方が分かっておらず、高い評価を受けつつも肉体は崩壊し、約2か月地獄を見る手ひどい洗礼を受けた。
しかし、佐藤演出の中で(通常の芝居でそうだ)役者個人の小賢しい意図が見えたらそこで興ざめなのである。

武術の稽古に近いかもしれない。
作品に向かって訓練・研鑽を重ね、いざ板に立てば自動運転のようにその瞬間に反応して動く。
もちろんそれは刹那的なものでなく、緻密に計算された枠組みの中。

今行ている作業は、どこまで羽ばたけるかという心身投げ出すために枠組みや方向を定めているのだ。

N〜ing 5月11日12日公演です。
posted by イク at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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