普段と違って、少し派手な立ち回りをやりましょう、というテーマだったのですが、
多少はじめの予定から変更し
無手対刀の奪い合いの立ち回りという内容となりました。
少し武術的な要素を取り入れ
逆足であったり、体を使っての崩しであったり
昨日の内容に若干補足を加えますと
殺陣の動きは基本的にナンバの動き というのは殺陣をやってる人はだいたい頭には入っていると思います
袈裟切りや抜き胴を行った時には、自然に体も斜めまたは横を向き、
腰をひねらない体使いができていると思うのですが
これがいざ、相手から物を取ったり、相手を崩す、倒すという動きになると
上半身だけになる、腰が入らない、腕で処理しようとするからお尻が出る・・・
などの現象が起こったりします。特に女性に多し
なので今回は足から、腰から、体幹から動く動作を取り入れ、よりスムーズに殺陣を運べる体を感じてもらおうと行いました。
ワークショップ中、いつもよりも足のことをいうことが多かったと思いますが、それはこんなわけでありました。
体幹で動けるようになると、きっとそれまで以上に刀が扱いやすくなると思います。
さてさて参加された皆様はいかがだったでしょうか。。
昨日の立ち回り
○が無手●が刀
●が首を突いてくるのを○左リュウネン立で捌き、右足を送って崩す
○崩した相手の刀を左から右へふりながら奪い、首を斬りに行く
●その刀、または○の手を蹴り上げ、反動を利用して起き上がる
○起き上がる●を切り上げで追う
○真向を斬りに行く●一歩踏み込み十字受けで止め、チョウガエシで刀を奪い、右胴峰うち、返す刀で左袈裟○斜め後方へ下がって捌く
●刀を刃に返し右脇構えより胴を斬りに行く
○踏み込んで柄を止め、左引き寄せながら上、右と方向を変え、●を正面向きの片膝状態へ追い込む
○刀を奪い、逆手に持ち替え、●の右首筋より左わき腹目がけて串刺しに
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