2013年07月05日

電車にて

2013070413440000.jpg山手線に乗りました。新宿から。

白い杖の方が乗りました。
まっすぐ扉付近を位置取り、立ってました。
席はなんとなく埋まりました。
俺も座ってました。
なんとなく、声をかけられず。

電車に乗って、場所も分かっても、席が空いているかどうかは分からないんだよね
タイミングが分からず三駅。
渋谷で一気に席が空いたので声を掛けました。
「席が空いてますよ」
そしたら
「せっかくだから」
と笑顔でその彼。

受け答えをしている間にどんどん席は埋まり、なんとか空いてる席に誘導。
座ろうとしていた方も席を譲ってくれました。

座ると彼の白い杖は、折り畳み式で小さく変形して鞄の中へ。
回りに気を使わせない、迷惑をかけない気遣いか。。



そして俺は先に降りてしまったのでその後は分からないのだけど




例えば目、例えば耳、足、色々、障害を抱えながら公共の場を生きるというこては、勿論傲慢で腹がたつ人もいますが、根本としてどんなに大変で、そして周囲に気を使って生活されているのかと感じました。


先月、目の見えなくなった役を演じたから尚更か、

俺は今日、公演の中日で、ちょこちょこ飲んで、いい気分で、体の疲れもたまってて、できれば座って、さらに言えば眠って帰ろう、なんて考えていたのに
あの人は、きっとこの時間の電車イコール座るという選択肢はないのだろう。




俺の中にいいかっこしたい自分は勿論いる。
自慢したいよく深い自分は否定しない。

だから?
声の掛け方をためらった。
そして俺はそんなこともネットにあげる人間だ。


でも、
座ってくださいといいたかった。
三駅かかったけど。


実際渋谷駅で声をかけようとしたてき、間違ったかと思った。
その彼は、杖を体の奥に隠し、パット見、白い杖が見えなかったのだ。
いつの間にかあの人は降りて、違う人に入れ替わっていたのかと思った。




大げさや、自分のとりたい勝手な解釈かもしれないが
自分の宿命と向き合い、無用な気遣い、そしていらぬ哀れみを廃し、自立した個として生活を送る。

それに加え、自分はいかに甘えの場を求め探しているか



いや、甘えていいのだ
それが人であり、人生、生活だ。
でも、こういう人がいることを感じられる人でありたい
そして、欲や対面関係なく、普通に接せられる人でいたい、強くそう思った山手線。



行動の前に、そして行動の後に、こんなにもぐちぐちする自分は本当に幼い。

きっと立派な人間になってやります。


あの人の謙虚さと、まっすぐな礼節に、本当に素晴らしい教えをいただきました。感謝です。




芝居の話をアップしようとしていたのだけど、心はこっち。。
今日で折り返し。明日から後半。いよいよ沢竜二の土俵。痛快時代劇。長谷川伸の「沓掛時次郎」です!



写真は、劇団ビーキュウの酒井さんと、本当は18歳!?のゆうこ姉さん(笑)との仕事人的なスリーショット!
この姿わ今日までです!

さぁ、明日からも頑張るぞ!

え?チケット?まだまたあります。見に来てね!
posted by イク at 01:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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